ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(おおたに しょうへい)選手が、2023年9月に右肘の再手術を受けてから、663日ぶりとなる2025年6月16日にマウンドに復帰しました!
このドジャース対パドレス戦で大谷選手は、先発として1イニング(28球)、安打2本と1失点を許し、100.2mph(約162 km/h)の速球も記録しました。
復帰初登板として、良好な仕上がりをファンの前に披露してくれて嬉しいですね!
久しぶりにピッチングを披露した大谷選手ですが、ピッチング前や投球間に、利き手の指先を軽く舐めるいわゆる”指ペロ“をしていたのが印象的でした。
この件について、
大谷翔平がよくやる指ペロの理由は?
大谷翔平選手がピッチング時によくやる指ペロは主に以下の理由があると言われています。
大谷選手ほどの練習量なら、手に豆が出来すぎて乾燥しがちなのでしょう。
なので、指ペロで適度に指先を湿らせて感覚を鈍らせないようにするのは、重要な意味があると思われます。
あとは、一種のルーティンのようなもので、投球時のリズムを整えるのにも一役買っています。
指ペロはメジャー移籍後についた癖?
大谷翔平選手の指ペロはメジャー移籍後についた癖なのでしょうか?
指ペロってどことなくアメリカ人っぽい印象ですよね。
実は、大谷選手が日本ハム時代にもたまに指を舐める動作はしていたようです。
ただし、メジャー移籍後に大谷選手の指ペロの癖は多くなりました。
一説には、ロサンゼルスなどアメリカ西海岸は非常に乾燥した気候なので、ボールが滑りやすいためその対策であるというのが挙げられます。

大谷選手が指ペロをするのにも合理的な意味があったのですね。
ロジンバッグ vs 指ペロの違い
私は野球未経験者なので、ロジンバッグを使ったことがないのですが、指ペロとどういう違いがあるのでしょうか?
上記の様に、ロジンバッグは指先の乾燥目的、指ペロは指先を湿らせる目的ということで使用用途が真逆の目的だったのです。
野球の素人からすると、ピッチング時に指ペロして衛生的に大丈夫なのか?と思ってしまいますが、大谷翔平選手は衛生面よりピッチングの質を上げたいという気持ちが強いのでしょうね。
個人的には、公式で認められた保湿剤ならピッチング時に使用してもよいなどのルールがあったらいいのになって思いました。
指ペロはルール上問題ない?
大谷翔平選手がよくやる指ペロはルール上問題ないのでしょうか?
MLBのルールでは、
と定められています。
ただし、指ペロ後にユニフォームなどで指を拭かないまま投球した場合、ボークや最悪の場合退場処分になることがあります。
結論、指ペロはルール上認められているが条件付きの行為だということですね。
大谷翔平の指ペロに対する世間の声
大谷翔平選手の指ペロに対する世間の声はどのようなものがあるのでしょうか?
野球選手としての実力はもちろん、人格者としても知られる大谷選手が指ペロをするのはちょっと意外に思ったファンも多いかも知れません。
XなどのSNSでは、大谷選手の指ペロに対しては、賛否両論あるようです。
上記のように、大きく3つの派に分かれているようです。
個人的には、大谷選手は合理的な判断で指ペロをおこなっているんだろうなと思いますが、出来ることなら指ペロしないほうがさわやかで大谷選手らしいのになと感じました。
まとめ
大谷翔平選手の指ペロは、単なるクセではなく、乾燥によるボールの滑りを防ぎ、感覚を整えるための合理的なルーティンだということが分かりました。
特にメジャー移籍後、気候やボールの質の違いによってこの動作が習慣として定着し、今では投球前の大谷選手のルーティンのひとつとしてファンの間でも注目されています。
ルール上も問題なく(ただし条件付き)、大谷翔平選手自身が投球のクオリティを最優先にしていることがよく伝わってきますね。
SNSでは賛否あるとはいえ、それも含めて世界中が大谷選手に注目している証拠です。
今後も大谷選手の二刀流の活躍とともに指ペロの癖もひとつの見どころとしてメジャー観戦を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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