【なぜ?】中国の入国審査で「地球の歩き方」が没収されるトラブルが発生中?

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ガイドブック「地球の歩き方」を中国での入国審査時に没収されるというトラブルが発生しているようです!

おもに中国側の政治的立場に基づく理由だそうですが、話し合いで解決できる余地は一切ないらしいです。

今記事では、今話題になっている中国での入国審査時に、「地球の歩き方」が没収される件について、深掘りと考察をしていきます。

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「地球の歩き方」が没収される理由

「地球の歩き方」が中国の入国審査で没収される主な理由は、この旅行ガイドブックの地図表記にあります。

日本の外務省の見解に沿って、中華民国(台湾)と中華人民共和国を「別の色」で塗り分けて表示しているためです。

これは中国が主張する「一つの中国」原則に反するとみなされています。

話し合いが通じない?

没収は特に陸路の国境で起きることが多く、理由はその時々の審査官によって様々です。

特に注意すべき事例

  • 話し合いによる解決の余地はほとんどありません。

  • 2019年5月には、チベット自治区の陸路国境でX線検査による書籍チェックで本書が没収されたという報告もあります。

  • 空路よりも陸路での入国時に没収されるケースが多いようです。

出版元も問題を危惧?

「地球の歩き方」の出版元も、この問題を認識しており、入国手続きの際には本書を目に触れない所へしまっておくことを推奨しています。

また、必要な情報は事前にコピーするなどの対処法も案内しています。

万一トラブルが発生した際には、在上海日本国総領事館に連絡するよう勧められています。

「地球の歩き方」とは?

「地球の歩き方」は、1979年に創刊された日本の代表的な旅行ガイドブックシリーズです。現在は株式会社地球の歩き方が発行し、Gakken(旧:学研プラス)が販売しています。

まとめ

「地球の歩き方」は日本人旅行者のにとって、欠かせない旅のガイドブックの一つです。

このガイドブックが中国入国時に没収されるという問題は、単なる旅行上のトラブルを超えた国際関係の複雑さを反映しています。

今後、中国へと入国する際は、「地球の歩き方」に限らず、持ち込む資料や内容に十分注意する必要があります。

中国は魅力的な観光地や豊かな文化を持つ国ですので、入国時のトラブルを回避し、現地での滞在を安全かつ快適に楽しむための参考になれば幸いです。

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